園芸全般
■土を使わない水耕栽培(ハイドロカルチャー)ってのがある。
虫が出るのは土からなので、室内に設置する観葉植物等にはハイドロカルチャーが良い
手入れも非常に簡単(数日に一度容器に水を足すだけ)
ただし適さない植物もある上、成長は一般的に遅くなる(植物には土が基本)
■室内で育てるなら耐陰性のある植物が良い
ほとんどの植物にはやはり太陽が必要
■乾燥もさせないと枯れる
初めて知った時は驚いたが、多くの植物は水をやりすぎると根が空気に触れられなくなり窒息し「根腐れ」という状態になり枯れる。乾燥への強さは植物によって大きく違うので、ちゃんと調べて水をあげよう。
根腐れした場合は駄目な根を切り取り、再生にかけるしかない。
■買ってきた苗はプランターや鉢に植え替える
市販の苗は小さい土の塊に生えてる状態なのでそのまま育てると伸びる根が詰まる。
引っこ抜いて根についた土を払うもしくはぬるま湯で洗い、準備した土に埋める。
植え替えは植物への負荷が大きいため体力のある時期(大体は春~夏)に実施する。
■虫が出る
市販の土にも虫の卵が存在する。プランターの中は土・日光・水分・植物とすべて揃った環境のため虫がガンガン増える。
コバエや蚊なんかはいいが、植物を荒らす害虫は滅さなければならない。
しょーもない拘りは捨てて農薬を撒くのが楽。個人で使う程度なら市販の野菜より全然少ないからヘーキヘーキ。
■葉っぱは切ってもOK
葉や枝を切って整えることを剪定という。
葉っぱとか枝を少し切ったくらいでは植物はビクともしない。
観葉植物は大きく育てまくるだけでなく綺麗にまとめるのも大事なので、大きくなりすぎないように切って整える(盆栽がその最たる例)。
野菜では実に栄養を集中されるために剪定をするのが基本らしい。
■バラは上級者向け
花の王様である(?)薔薇だが、その実態は病気に弱く育てにくい初心者の壁。
病気に強い種類に薬をしっかり使えばある程度簡単に育てられるらしいが、苗が高いので手を出すにはやはり勇気がいる。
せめて園芸の基礎知識くらいは持ってからチャレンジしようと思う。
トマト
■種を撒いてもいいし、苗を買ってきてもいい
種を撒くなら春くらいから考え始めないと少し遅い。
夏に入ってから思い立ったなら、苗を買ってきて植え替えれば良い。
時期はある程度適当でOK。寒くなるまでは全然育つ。
■日光は必要だが、暑さは必要ない。
夏野菜のイメージだが、温度は高くない方がよく育つらしい。
ビニールハウスで空調を効かせれば夏でも冬でもよく採れるとのこと。
一般家庭には関係のない話ではある。
■同じ土でトマト連打できない
同じ科の植物は同じ土で繰り返し育てると障害が発生してしまう。
夏トマト→冬マメのように輪作すると効率が良く、スペースも有効活用できる。
色々混ぜたりして土づくりすれば連続しても大丈夫なようにできるらしい。
土を買い換えれば問題なし(極論)。
■うどんこ病ってのがある
トマトは葉っぱが白くなるうどんこ病(正確にはカビ)がよく発生するらしく、
自分が買ってきた苗も植え替え翌日には発生した。
市販の農薬やスプレー剤(酢を原料としたものが多い)を使用すると普通に治る。
本来は予防的に使うものらしい。
■誘引ってのをする
トマトはツルが巻いていく植物ではないが縦にかなり伸びるので、沢山実をつけると自重に耐えられなくなったり風で折れたりする。
支柱(細い棒)を立て、茎や枝とタイラップで固定しておくといいらしい。
■肥料のやりすぎに注意
どんな植物でもそうだが肥料が多いと問題が発生する。
トマトあるあるなのが窒素過多による「暴れ」と呼ばれる状態で、最上部の葉っぱが小さく丸まった状態になったり茎が異常に太くなったり奇形になったりし、実がつかなくなったりする。
■肥料・活力剤はちゃんと効果がある
効果が無い方が問題だが(商品として)、家族が育てているトマト(米のとぎ汁や卵の殻などで育てている)と自分が育てているトマト(液体肥料、活力剤を度々あげている)を比べると樹勢が明らかに違う。
最終結果である実の大きさ・数がどれだけ増えるかはまだ不明。
■肥料とかのコスパ
スプレーして使う系の万田酵素なんかはめちゃくちゃ安い。
水やりに使うHB-101は高い(いっぱい使うから)。
同じく水やりに使う花工場・ハイポニックスは使用量は多いが安いので問題なし。
■脇芽を切る
茎と枝の45℃の間にこっそり生えてくる芽があるが、それを脇芽という。
無駄なエネルギーを消費するため切るのが基本。またすぐ生えてくるがそれも切る。
【脇芽を伸ばすケース】
・肥料過多になった時、肥料を早く発散させるために伸ばす。
・トマトの株を増やしたい時、比較的強い一番下の脇目をある程度伸ばしてから切り、水に漬けて根が伸びてから土に植える。
・1株2列体制にする時、一番下の脇芽を普通に育てて伸ばす。根っこ一つで2列育てるため、実は多くなるがサイズが小さくなったりするとのこと。
■実がつかない花がある
当たり前だが、受粉しないと実にならない。実にならない花はそのまま枯れて落ちてしまう。受粉は虫に任せるか、筆で花を触ったりして人工的に授粉される。
トマトトーンという農薬(ホルモン剤)をつかうと受粉できてなくても強制的に実がつくので使うと良い。花以外にかけると奇形になるので注意とのこと。値段は実がつかなくなる損失と比べると遥かに安いので拘りが無ければ使うべき。
■実が割れる
トマトは乾燥に強い植物だが、乾燥状態から一気に大量の水をやると(雨が主な原因)、
皮の成長よりも中身の成長が早くなり、実が割れる。
その汁に誘われて虫が来る場合もあるが、虫がつかなきゃ普通に食べれるし種も取れる。
対策は雨をなんとかする事。ハウスで育てるのは一般家庭には無理なので、
土にラップフィルムをかけて育てるアレが有効(農家は普通するらしい)。
根が水を吸うのが問題なので、傘をさしてやるくらいじゃ無駄(土が濡れると駄目)。
今年の反省を踏まえた来年のトマト栽培改善案
■プランターを増やす
プランターが倍になっても手間まで倍にはならない。
肥料の実験などもできるため、プランターは増やすとよい。
■支柱の立て方
本茎の真横に一本でいい
■雨対策
土の乾燥対策も兼ねて常時ラップかビニルで土を覆っておく。
激しい雨対策として上部にも傘的なものが欲しい。
■脇芽かき
一番下の枝はなんと脇目だった。2列にするかは悩みどころさん。
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